うちの看板娘たち
うちの三女は 眠くなると
登ります。
主人の背中、イスの背もたれ、
石油ファンヒーターに食器棚・・・、
時には危険を顧みず、一つ狙いを定めては
両手両足でもぞもぞとよじ登り、
まるで何かと格闘でもしているかのような
その不安定な体勢のまま
ガバッとしがみついて離れません。
この姿・・・どこかで見たことあるぞ。
動物園のコアラ・・・。
まさか、前世はコアラ???
こんなんで寝られる不思議な二歳児。
そんな三女が、今朝、
「おにぎ(おにぎり)作った~。」と、
ハンカチを丸めたものを持ってきてくれました。
「中身はな~に?」とワタシが聞くと、
「おちゃけ(お酒)~!」と、満面の笑み。
普通、二歳児がそんなこと考えへんやろ・・・。
またいつぞやは、宿題をしていた長女が
「お母さん、見てみて~!」と
一枚の漢字プリントを持って来ました。
問6 ・ (さかや)へ行く。
問7 ・ (にほんしゅ)を買う。
「酒」という漢字を習ったのね。
なんて酒蔵に嬉しい設問なんでしょう。
しかし、こんな問題に笑顔で反応する小学生って普通いません。
次女は、
バレないようにお料理にこっそり入れた ほんの少しの酒粕でも
「酒粕入れたやろ~。」と敏感に嗅ぎ取ってしまいます。
それも結構な確立で当てよるので、ちと厄介です。(←嫌がるので。)
三人三様ですが、
皆それなりに「酒」に対して特別な意識を持っている様子。
こうやって蔵の娘は鍛えられていくのか?
娘三人いれば、
誰か一人くらいは跡を継いでくれるやろ、
と母は勝手に期待しています。
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